■第63回全国高校演劇大会 (宮城大会) ─舞台技術講習会レポート─ |
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会場入口の立て看板 |
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美術の土屋講師 |
照明の乳原講師 |
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音響オペレータの大高さん |
本講習会は技術的なことはもとより、作品作りに重点をおくというのが主旨です。全体の流れを次表に示します。 |
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虫笛の練習 |
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講習会はこの他にも、演技/演出/コミュニケーション/部活動などをテーマに、多会場で同時に行われました。舞台技術講習会には約170名の来場がありました。終了後は舞台を見学したり、部所別に質問がありました。廃棄される舞台美術の段ボールをちぎって持ち帰る生徒もありました。 |
解説中の筆者 |
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本大会は、全国高等学校総合文化祭の一部門としても位置づけられています。1955年に始まった本大会は総文より歴史が長く、総文の筆頭部門となっています。今回の「みやぎ総文 2017」は宮城県下全域で、二十数部門が同時開催されました。仙台は演劇以外に、合唱/絵画/工芸/書道/写真/新聞/文芸などの会場となりました。インターハイ「南東北総体 2017」とも一部日程が重なり、大会中は高校生が街にあふれていました。 |
最優秀賞には、兵庫県立東播磨高校の『アルプススタンドのはしの方』が選ばれました。甲子園球場で自校の試合を観戦している3年生4人が登場人物です。打球の音、観衆の歓声、場内アナウンス、ブラスバンドの演奏が、全編に鳴り響く音の豊富な作品でした。優秀賞の受賞3校の作品と合わせて、8月26日〜27日に東京の国立劇場大劇場で上演されました。 ※ 写真提供:西山英樹/長田佳代子/全国高等学校演劇協議会ほか |
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役者紹介 (緑色のTシャツはみやぎ総文公式のもの) |
(ステージ・サウンド・ジャーナル 2017年9月号より)