効果音の取込みが終わったらMetaDiggerを起動します。
初回のみ全ての音声ファイルをスキャンします。これには大した時間は掛かりません。データベースが構築され全リストが作られます。
ファイルパス/ファイル名/ライブラリ名/演奏時間などの欄があります。それぞれ昇順/降順にソート (並べ替え) できます。ライブラリ名/説明は、元データと関係なく書き換え可能です。
日本語・英語を横断してAND検索とNOT検索ができます。AND検索の場合は語句の間に半角スペースを入れます。NOT検索では語句の前に半角のスペースと感嘆符「!」を入れます。
ファイルパスを検索対象に含めることもできるので、フォルダに分類的な名称をつけて階層管理すると分かりやすくなります。
図2は<水 !鳥>での検索結果です。「水」を含み「水鳥」は除かれます。検索語は赤字で表記されます。
検聴し選択したものをプレイリストに加えます。ここからさらに絞込み、目当てのファイルを任意に指定した作業フォルダに複製します。
動作は軽快です。無料なので文句は言えませんが、次の欠点があります。
・波形 (エンベロープ) が表示されない。
・1秒未満の短いファイルを検聴できない。
・メタデータの無いファイルのスキャン時に、上位ディレクトリ名を、
ライブラリ名として自動的に取得しない。
・M4Aファイルを扱えない。
類似ソフトに日本製のMUTANT (Mac/Win) があります。